今、不動産という領域で、多くのお客様の人生の重要な決断に関わらせて頂いている中で、柔道部時代の恩師の教えは新たな輝きを放っています。
表面的には柔道と不動産実務は異なる世界に見えるかもしれません。
しかし、自己を磨き、他者に貢献するという本質において、両者は深くつながっているように思います。
不動産業界において仕事の仕方はさまざま、不動産屋としての経営の仕方も様々。
件数や、利益率を高くして仕事をこなして利益を追求するスタイルもあれば、じっくりお客様と向き合って自社の利益よりもお客様を優先するスタイルもあります。
一経営者として、どれが正解なのか、迷う部分もありながら進んできましたが、やはり、当社はじっくりお客様と向き合っていきたいと思いました。
不動産業界は、不動産に関する情報弱者が、あたりが悪ければ安く売らされてしまう…ということもある業界なのです。
その中で、小林エステイトは利益追及ではなく、不動産や不動産にかかわる方の人生を守る「あたたかな資本主義」という立場で良心を持った仕事をしていきたいと思っています。
経営者として、いろんな判断の岐路に立つとき、ふと思い出すのは恩師の言葉です。
難関大学に進むような進学校にもかかわらず、ひょんなことから、ガチの柔道部に入部してしまい・・・その柔道部の恩師は、日本を代表するTOPの中のTOPで非常に厳しい方でした。
私は、柔道では全く成績がふるわず、良い生徒ではなかったとは思いますが、勝ち負けよりも、恩師の教えや言葉が非常に私の中で生きています。
実力のある教え子が重要な大会で敗退した際、
先生は、
「お前はライバルを間違えたから負けたんや。お前のライバルはお前や。」
と諭したそうです。
会社を経営し、お客様を支える立場としては、日々が自分との戦いでもあると思っています。
私たちの仕事において、柔道と同様に心と技を磨くことは、お客様の人生の重要な場面に関わるプロフェッショナルとして、欠かすことのできない要素です。
心:どんな思いや、どれだけお客様に寄り添い、日々の仕事を行うか?
技:不動産鑑定士として不動産の長所短所を探り時価を見抜く力に加え、不動産業者として依頼者の利益を守るため相手と交渉するスキル
日々の業務に追われていると、あっという間に「目の前の業務」に終わってしまうということもあり得ますが、一日は人生の縮図という言葉もある通り、不動産という無機的なものを扱うというよりも、お客様の人生にかかわらせて頂く有機的なことが、私たち小林エステイトの仕事だと思っています。
(文責:長谷川大輔)
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