初めまして。
小林エステイトの代表の長谷川と申します。
ブログを開始するにあたり、少しずつ当社の指針や思いを書き留めつつ、読んでくださる方のお役に立つことや、不動産のお悩みに寄り添えることができればと思っております。
わが社は、10人に満たないスタッフで運営する不動産会社ですが、不動産鑑定士として国や地方自治体からの公的な仕事に携わるとともに、街の不動産屋として、地域の皆様から色々なご相談事を承ってきました。阪急神戸線「西宮北口」駅が最寄り駅ですが、このエリアは、阪急西宮ガーデンズができてから、住みたい街として広く脚光を浴びるようになりました。
この施設は、平成20年11月にオープンしましたが、結婚してこの街で、妻の実家で働くようになったのも同じく平成20年でした。そのため、街が発展していくのと、私が家族を作ることができて、その家族が成長していく様を重ねてしまう事があります。
また、市外からの転入者である私は、西宮の地名や、歴史に関する本を読むことで、西宮のことを少しでも理解しようと勉強してきました。街には、その利用用途で見ると、商業施設や戸建住宅、工場など色んな不動産があります。また、権利関係に目を向けると、テナントが入居する貸ビル・貸店舗や自己所有のマイホームなどがあります。更には、土地を借りて建物を建てている場合には、借地権や使用借権という権利などあり、複雑です。
街は法律による秩序と歴史的・地理的な経緯と人々が暮らす上で作られた偶然が入り混じった複雑な形態をとっております。
その中で、普段はあまり聞きなれないような珍しいことも起き、誰に相談して良いのかわからないという悩み事も出てきます。
私は、そのような不動産相談に一つずつ真摯に向き合い、問題解決に挑み、不動産にかかわる皆様のQuality of life(生活の質・生命の質)の水準を高めることを目標としております。
日々の不動産相談業務を通じ、人と不動産の具体的な関係性に学びを得ておりますが、
加えて、世界経済の潮流や日本国の経済と法律の動きを欠かさずウオッチングしております。
この習慣は学生時代の教えである「Think Globally Act Locally」に由来するところが大きいのですが、私はこのように考え行動することを実践し続けることで、街と不動産の価値を追究し、ここ西宮で皆様に必要とされる会社であり続けたいと考えております。